ロードバイクのメンテナンス

中古ロードバイクを買う時に絶対確認したいポイント

ジャンク中古ロードバイクを買って失敗した経験から、中古ロードバイクを買う時に絶対確認したいポイントをまとめました。

公開日: 2021.1.3

修復不可能なパーツの破損具合をチェック

フレームの歪み

ロードバイクにおいて、骨組みであるフレームはベースの部分であり、修復がもっとも難しいパーツです。ここに大きな不具合がある場合、フレームの修理はメーカーや専門業者に依頼することになり、修理費用は数万円になります。

フレームの歪みは、変速性能が落ちたり、走行性能に悪影響を及ぼすことがあるため、

  • フレームがホイールに対して平行になっているか?
  • リアディレイラーとスプロケットの平行が出ているか?
  • クランク、チェーンリングがBBと平行になっているか?

は必ずチェックしましょう。ここに問題があると、後々かなり苦労することになります。

フレーム周りの破損

今回筆者が購入したDOPPELGANGER TARANIS D40-BKは、フロントディレイラーの直付け台座が破損していました。直付け台座が破損していても、シートチューブが真円の場合は、クリップタイプのフロントディレイラーで代用できる可能がありますが、出来ないことも多くあります。

また、リアディレイラーハンガーの破損もチェックポイントです。大手自転車メーカーのロードバイクの場合、メーカーが交換パーツを用意していることがありますが、中小メーカーの場合は交換パーツが入手できなくて詰む可能性があります。

交換費用が高くなるパーツの破損のチェック

ドライブトレインの故障・破損

ロードバイクのパーツの中でも、ドライブトレイン関連のパーツは高額なパーツです。ここに不具合がある中古ロードバイクを購入すると、きちんと走れるようにするのにかなり費用がかかります。

ドライブトレイン周りでも注意してみたいのは、

  • STIレバー
  • クランク

の2つです。これらは交換すると1万円ほどすることがあります。

逆に、リアディレイラー、スプロケットなどは新品でも意外と安く手に入るので、不具合があったら新品に交換するのもありです。

ホイールハブの回転・振れ

ロードバイクに限らず、自転車にとって重要なパーツであるホイールは走行性能に直結する上に、交換コストが意外と高いパーツです。ホイールはサイズが大きいので、中古で揃えようとしても送料の壁で良いホイールを低価格で入手することが難しいことがあります。その意味で、ホイールの状態は必ずチェックしましょう。

ホイールでチェックしたいのは、

  • ハブの回転(ゴリ・回転の重さ)
  • フレ

です。

ハブについては、分解・清掃することである程度復活が可能ですが、回転に問題がある場合は、清掃で復活できないような深刻な問題を抱えている可能性があります。

フレに関してはニップルレンチで修正が可能ですが、ショップでも修正出来ないようなフレは個人で修正するのは難しいことがあります。

この辺りをしっかりとチェックしましょう。

事故履歴をチェック

自動車やバイクを購入する際は、「事故車」などと表示があることが多いですが、車体に傷がつくことが比較的多いロードバイクにおいては、傷があるのが当然ですし、事故歴を表示することはほぼありません。しかし、破損具合から事故歴を探ることは可能です。

今回筆者が購入したDOPPELGANGER TARANIS D40-BKの場合は、

  • フロントブレーキのアームの曲がり(左側)
  • フロントディレイラー台座の折れ(右側)
  • リアディレーラーの曲がり(右側)
  • 右STIレバーの変速に違和感(右側)
  • ペダル変形(右側)

と、不具合が右側に集中しており、明らかに右側から落車した、もしくは何かに衝突した形跡があります。ここは、購入時はチェックできていなくて、予想以上に交換パーツのコストがかかってしまった反省点でもあります。

DOPPELGANGER TARANIS D40-BKについては、ターニー車なのでもともとパーツアップグレード予定でしたから、そこまで大きなダメージにはなりませんでしたが、上位グレードの中古ロードバイクの場合は、交換パーツだけで車体価格に匹敵する可能性もあります。

そうした自体を防ぐためにも、中古車を購入する際は、全体のパーツをチェックして、事故履歴を探るようにしましょう。


中古ロードバイクを買う時に絶対確認したいポイントを見てきました。

今回の筆者のケースは、車体価格が1万円と激安だったのと、もともとバラし整備やアップグレードに挑戦するためのベース車だったので、事故車でもパーツが壊れていても問題ありませんでしたが、オークションやフリマで買ったロードバイクが使えないものだと精神的なダメージは計り知れません。

出来るだけそうした中古ロードバイクを引かないためにも、今回筆者が失敗したポイントを必ずチェックするようにしてみてください。