ezMTB ブリーディングキットでシマノのMTB油圧ブレーキで調整してみた
Aliexpressで買った「ezMTB ブリーディングキット」を使ってシマノのMTB油圧ブレーキの初めてブリーディングをやってみたので、キットの感想と、注意点をまとめました。
公開日: 2024.3.18
レビュー商品概要
今回使ったブリーディングキットは、Aliexpressで1,000円くらいで買った以下のアイテム。
粗悪品も多いAliexpressですが、このezMTB Bleeding Kitはめちゃくちゃ使いやすかったです。ちなみに、筆者は今回油圧ブレーキのブリーディングを初めて体験する、ズブの初心者です。
ブリーディングしたブレーキセット
今回ブリーディングをしたのは、シマノの油圧ブレーキレバー「BL-M4451」と油圧ブレーキキャリパー「BR-M4472」です。
レバーは「ファンネルブリーディング」に、キャリパーは「ワンウェイ・ブリーディング」に対応しています。
レバーとキャリパーは中古でブリーディング済みのものを買ったのですが、MTBを組む際にリアは内装式だったため、どうしてもホースを外す必要があり、今回ブリーディングしています。
ezMTB Bleeding Kitのよかった点
詳しいパッケージ内容は商品ページをみてもらうとして、ezMTB Bleeding Kitのよかった点は、
- 必要なものは揃っている
- じょうごがワンタッチで栓ができる
- じょうごに蓋がある
という点です。
特によかったのがじょうごの設計。シマノのじょうごはブリーディング時は栓をしないで、外す時に棒形の栓をする形ですが、ezMTB Bleeding Kitのじょうごは、じょうご自体に「栓のオンオフ機能」があります。
どういうことかというと、じょうごの先端が引っ張る機構になっていて「引っ張る = 閉じる」「押し込む = 開く」という仕組みになっています。そのため、わざわざ棒で栓をしなくても、引っ張るだけでじょうごを閉じることができるので、非常に簡単です。
また、じょうご用の蓋がついているのもポイントが高い。ブリーディング時はバイクを傾けたりしてエア抜きをするので、その度にオイルがこぼれないかを心配しないで作業できるのは非常に作業効率が高いです。
なお、じょうごはブレーキレバーごとにアタッチメント金具があって、対応するレバーに合わせて金具を付け替えて使うため、シマノ以外のブリーディングもできます。
ezMTB Bleeding Kitを使う上での注意点
大きな問題はなったのですが、シマノのじょうごと違う点が最後のレバーのブリーディングポートを閉める際。
シマノのじょうごは蓋をしても先端にオイルが溜まった状態になるので、ブリーディングポートにオイルが溜まりますが、ezMTB Bleeding Kitのじょうごは、ワンタッチで栓を閉めると構造上オイルがブリーディングポートが溜まりません。
ブリーディングポートはボルトを閉める前にオイルを溢れさせるのも大事なので、じょうごを外した後に、ワンタッチ栓を少しだけ開けて、ブリーディングポートにオイルを充填させる必要がありました。
初めてのブリーディングの際に参考にした情報
完全にブリーディングは初体験だったので、以下の情報で事前に予習した上でチャレンジしました。
特に大きいのがROCKBIKESさんのYoutube解説動画。ほぼこれの通りにやってできました。
やってみて感じたポイントだけ補足をすると、
- ブリーディングポートを開けてエアとオイルを出したあと、最初はレバーはスカスカ。数十回握ると固くなってオイルが再充填される
- エア混入が多い段階では、50回以上レバーを握ることになる(ブレーキシステム内にオイルが入る余白が多いため)
- ブリーディングポートを解放したら「レバーが固くなるまで握る」
- エアーがしっかり抜けると、ブリーディングポート開放後のオイル再充填の握りが10回ほどで固くなる
- Bicycle GarageさんのYoutube解説動画の通り、バイクを3次元的に傾けてエアを出すとより良い
という感じでしょうか。
しかし、シマノのワンウェイ・ブリーディングは本当に楽ですね。キットさえあれば、じょうごをつけてホース繋いで「握る -> ブリーディングポート解放」を繰り返すだけで、簡単にブリーディングができます。
シリンジでキャリパーから押し出したり、作業手順がたくさんあると素人がやるとどこに問題があるかがわかりづらくなりますが、やることがシンプルなので、素人でも簡単にブリーディングができるなと感じました。