リア変速がうまくいかない時に疑うべきチェックポイント
重量なパーツなのに意外と狂いやすいのが自転車のリア変速。今回は、リア変速がうまくいかない時に疑うべきチェックポイントをまとめました。
公開日: 2021.1.6
リア変速の調整はそこまで難しくない
自転車のリア変速の調整は基本的にはそこまで難しいものではありません。素人の方でも、時間をかけてしっかりと調整すれば、比較的簡単に変速をスムーズにすることが出来ます。
リア変速がうまくいかない時に疑うポイント
ワイヤーテンションの調整不足
完成車であれば基本的にはリアディレイラーの調整は出来ていますので、リア変速がうまくいかない場合の問題はほとんどがワイヤーテンションの調整不足です。
よくネットの記事や動画では「ハイ・ロー調整ボルトを調整しよう」というものが出てきますが、よっぽど素人の自転車屋さんで買わない限り、完成車の場合はハイ・ロー調整ボルトは最適化されています。問題はワイヤーの初期伸びなどによるワイヤーテンションの不足です。
リアディレイラーのテンション調整ボルトで調整すれば、大抵の場合はリア変速の不調は直るはずです。
ここまでやってダメだったら、ハイ・ロー調整ボルトも含めて調整してみます。リアディレイラーの調整は下記の動画がわかりやすいです。
シフトワイヤーの劣化
次に疑うべきはシフトワイヤーの劣化です。シフトワイヤーが解けていたり、サビで動きが鈍くなったり詰まったりすると、シフトレバーがインデックスを動かした時(シフトチェンジした時)に、シフトレバーが設定した正しい引き量をワイヤーが引けないため、リアディレイラーが適正に動かずに変速がうまくいかなくなります。
シフトワイヤーがしっかり引けているかは、シフトワイヤーを指でつまんだ状態でギアチェンジをしてみるとわかります。シフトチェンジのどこかで引き量が違う感じがしたら(詰まっている、ガリッとした感覚がある)、ワイヤーが劣化している可能性があります。
自転車を外保管している場合は、状態によってはワイヤーが錆びることは普通にあるので、シフトワイヤーの動きがおかしかったら交換しましょう。シフトワイヤーは、シマノの上位グレードのものでも1,000円ほどで入手可能です。
リアディレイラー・シフトレバーの故障
ここまで見てリア変速がうまくいかない場合は、リアディレイラー・シフトレバーの故障が考えられます。
リアディレーラーは基本的には滅多なことでは故障しませんが、落車などでディレイラーハンガーやプリーケージが曲がると、変速が決まらなくなります。スプロケットに対して、リアディレイラーとプーリーケージが平行になっているかをチェックしましょう。
平行でない場合は、リアディレイラーの交換がオススメです。
シフターの故障の場合は外見からはなかなか判別がつきません。ただ、シフトが明らかに動作がおかしい、異音がするという場合は、シフターの故障の可能性が高いでしょう。シフトレバーは修理は不可能ではないですが、素人がやるのは難しいので基本交換になります。
交換コストを考えると、リアディレイラーの方が安いので、まずはリアディレイラーを交換してみて、シフトレバーの交換は最後にすると良いでしょう。特にロード向けのSTIレバーだと交換コストが高額になるので、なるべくここの交換は最後にしましょう。
リア変速がうまくいかない時に疑うポイントをみてきました。
自転車の変速調整は、やり方を知らないと難しいものに感じますが、一度出来るようになるとコツを掴めるようになります。一度トライしてみてください。