やっぱりダメ?一ヶ月ターニー・ロードバイクに乗って感じたこと
ネットではよく「ダメなロードバイク」と言われるターニーのロードバイクに、一ヶ月に乗って感じたことをまとめました。
公開日: 2021.1.11
やっぱりターニーはダメなのか?
DOPPELGANGER TARANIS D40-BKは、
- STIレバー
- リアディレイラー
がターニーの格安ロードバイクです。実売価格が5万円台だったようなので、いわゆるルック車と呼ばれるロードバイクでしょう。
筆者はメインのバイクがクラリスグレードですが、ターニーだからダメだとは思いませんでした。
普段乗りならターニーでも十分
実際にターニーのロードバイクに乗ってみて思ったのは、普段乗りなら全然問題ないということです。筆者のDOPPELGANGER TARANIS D40-BKはフロントディレイラーが壊れているため、1x7変速運用ですが、正直普段乗りなら7段でも使い切れません。使っているのは2〜6段くらいで、それでも幹線道路では30km/hで巡航できてます。
そもそも、ロードバイクの速度はコンポの変速段数ではなくギア比で決まるので、11tのリアスプロケットが入っていれば、フロントが50Tなら105などと出せる速度は同じです。
ターニーのいいところ
サムシフトは意外と使いやすい
上位グレードのSTIレバーはブレーキレバーだけで変速するタイプになっていますが、ターニーはいまだにサムシフト(シフトアップが親指で押すタイプボタン)です。
しかし、これが意外と使いやすくて、急な変速が必要なシーンでも迷いが出ません。「親指でアップ」「レバーでダウン」と覚えやすいので、初心者の方にはむしろターニーの方が変速がしやすいかもしれません。
リアの変速調整がラク
一般的に、変速段数が増えるほどに変速調整がシビアになると言われています。狭いフリーボディで複数の歯を切り替えるのですから当然ですね。
ターニーの場合、リアが7段なのでリアの変速調整は素人でもしっかりできます。リアの調整方法は7速以上でも同じやり方なので、簡単なターニーでリアの変速調整を覚えておけば、上位グレードにアップグレードしてもそのままのやり方でリア変速調整ができるようになります。
ターニーの残念なところ
STIレバーが握りにくい
これは長く乗ってみて気づいたのですが、STIレバーにサムシフトボタンがあるので、ブラケットポジション時に握りが疲れます。特に、上位グレードのSTIレバーに慣れていると、サムシフトボタンのところから少し下に親指を置くため、手がかなり疲れてきます。
上位グレードでサムシフトが廃止されたのはこうした理由からなのかもしれませんね。
中古パーツの状態が悪い&意外と高くつく
ターニーは中古でパーツを購入しようとすると、状態が良いものが少ないのがネックです。ターニー・パーツ自体の品質の問題もあるかもしれませんが、ターニー搭載のロードバイクは実売がそこまで高くないので、外保管の人が多いのでしょう。サビや汚れがひどいものが多くみられます。
また、ターニーのパーツは1,000円未満で売られていることが多いですが、SORAグレードくらいまでとそこまで価格差がないため、送料を考えると入手コストが比較的高くなります。
ターニーで中古ショップでパーツを探していると「あと数百円出したらSORAになるのか・・・」というシーンによく遭遇します。SORAくらいだと、数世代前のモデルならセットで1万円未満で中古販売されていることもあるので一層悩みます。
レースに出ないならターニーでも十分
そもそも、ターニーと言ってもシマノのグレードがつけられているコンポですから、シティサイクルよりかはしっかりとスポーツバイクとして機能してくれます。
上位の105やアルテグラと比較すると、変速性能やパーツの耐久性は劣るかもしれませんが、普段乗りなら変速性能が高くなくても問題ないですし(そもそも変速しているうちに信号に当たる)、パーツは壊れたらクラリスやSORAにアップグレードしても良いのです。
ターニーのロードバイクが5万円前後で、SORAグレードのロードバイクが10万円前後。差額が5万円なら、新品のコンポセットが5万円くらいの105に丸っと載せ替えても、同じくらいの値段です。
まずはターニーでロードバイクに入門してみて、不満を感じたりハマったらコンポをアップグレードするというのでも問題ない気がします。
一ヶ月ターニー・ロードバイクに乗って感じたことをまとめてみました。
ターニーはダメ、ルック車はダメというネットの声に惑わされずに、ターニーグレードであっても自分が気に入ったロードバイクがあったらそれをしっかり乗ってあげるのが大事だなと思いました。