ロードバイクのアップグレード

半年フロントシングル運用したわかったメリット・デメリット

フロントシングル化をして半年間運用してきたので、感じたメリット・デメリットや、フロントシングル運用をする時の工夫などをまとめました。

公開日: 2021.9.13

フロントシングルのメリット

変速が忙しくない

ストップ&ゴーが多い市街地でのライドでは、フロント変速はメリットが大きいですね。たまにフロントダブルのロードバイクに乗ると、「シフトチェンジが忙しいなぁ」と感じます。

ただ、ローやトップにあまり入れない人や「常にフロントインナー」という人は、フロントシングルでなくても同じなので、フロントシングルにするメリットはチェーンリングの重量分(100gくらい)軽くなるだけになります。

チェーン落ちの心配がない

ナローワイドのチェーンリングに交換してから、チェーン落ちは0になりました。フロントダブルでも、シマノの互換性があって、しっかりと整備ができていればチェーン落ちは滅多に起きないですが、それでもフロント変速がないのでチェーン落ちの心配がないというのは、街乗り程度ならメリットです。

メンテナンスが楽

フロントシングルはメンテが楽と言いますが、単純にフロントディレイラーの調整がないという楽さはあります。

ただ、よく言われる「フロントクランクの掃除が楽」というのはそこまでメリットは感じませんでした。フロントダブルくらいなら、うまくやれば掃除は全然できますし、本格的に清掃したければクランク外せばいいですしね。

フロントシングルのデメリット

常にたすき掛け

フロントシングルの宿命ですが、ロー側とトップ側がかなり強めのたすき掛けになります。ロー側は特別感じませんが、トップ側は力が逃げている感じはしました。ここはたすき掛けというよりかは、クランクの剛性なんかも影響している可能性があります。

また、たすき掛けはシマノ的にはNGなので、チェーンやスプロケットの寿命は減りそうです。

ナローワイドのチェーンリングがうるさい

自分が使っているナローワイドのチェーンリングは、チェーン落ちを防ぐためにチェーンリングの歯が太めなので、噛み合う時に結構大きめの音がします。

気にならないっちゃ気にならないんですが、静音を求める人は気になるかもしれません。

フロントシングル運用でオススメの工夫

街乗りならクロスレシオなスプロケットが良い

フロントシングルは、フロントダブルよりもギア比の選択肢が狭いので、街乗りロードバイクなら絶対にクロスレシオがオススメです。

走る道に勾配のキツイ坂道があるのであれば、ロー側を30Tくらいにして、トップ側は14Tとかでも良いかもしれません(14-30Tというスプロケはないので、スモールパーツで組むことになりますが)。

どちらにしても、ギア比差が激しくなってしまうことがあるので、クロスレシオのスプロケットで細かい変速調整が出来るようにした方が快適に走行できます。

できればリア11速以上が欲しい

自分はリア9速の1x9で運用していますが、ギア比の選択という意味ではちょっと物足りないです。特にトップ側は巡航速度時(時速30km前後)に、車の流れに合わせて微調整がしたくなるので、もう少し選択肢が欲しいですね。

その意味では、リアは11速以上が欲しいところです。道によってクロスレシオのスプロケットとワイドレシオのスプロケットを使い分ければ、11速あればほとんど不満はないかと思います。むしろかなり快適なんじゃないでしょうか。

フロントの歯数は重要

ロードバイクのギア比は、母数になるフロントチェーンリングの歯数で全体の重さが決まります。ですので、フロントの歯数を何にするかで全体のチューンが変わります。46Tなどの大きめのフロントにすると全体的に高速仕様になりますし、38Tくらいまで下げると街乗りに最適になります。

自分は貧脚なので42Tで十分ですが、トレーニングを積んだら42Tではトップ側が足りなくなりますね。その意味では42Tと46Tの二つのチェーンリングを持っておいて、道によって付け替えるという運用が良い気がします。